2007年09月25日

高木基金 2008年度 助成研究・研修募集のお知らせ

 高木基金は、2000年に亡くなった高木仁三郎の遺志に基づき、「市民科学者」を志す市民やグループへの助成を行います。
 高木仁三郎は、核の軍事利用、平和利用に共に反対し、核のない世界をめざし、科学を人間の手に取り戻したいとの強い想いで、生涯をかけて脱原発と「市民科学」に力を尽くしました。
 「市民科学」は、現代の科学技術が、市民の生命や安全、地球環境を脅かすに至っているとの危機感と、既存の科学者や研究者が、このような問題に正面から取り組んできたとは言えず、社会的な責任を十分果たしていないという問題意識から出発しています。
 さまざまな問題の現場で問題意識を持つ市民が自ら学び、専門性を高め、問題の解明に主体的に取り組むことで、希望の未来を切り拓いていきたいと考えています。

 高木基金のめざすもの、市民科学の考え方や、これまでの助成先の研究成果などは、高木基金のホームページ http://www.takagifund.org に掲載していますので、ぜひご覧下さい。

 また高木基金では、正式の応募の前に、電話やメール、あるいは面談で、応募案件についての「事前相談」を受け付けています。
 「このテーマで助成の対象となるか」「申込書にはどの様に調査計画を記載すればよいのか」など、応募に関する質問全般にお答えしていますので、お気軽に高木基金事務局までお問い合わせ下さい。

◆ 調査研究への助成   助成予算 650万円  応募受付 11/1-12/10
◆ 研修・留学への助成    〃   150万円※ 応募受付  随 時

※ 研修・留学への助成は随時募集のため、予算枠については個別にお問い合わせ下さい。



Posted by 事務局 at 09:46