2007年06月01日

ユニベール財団 助成

「豊かで活力ある長寿社会の構築をめざして」を基本テーマとした研究助成

 幸福で豊かな長寿社会の整備に向けて「豊かで活力ある長寿社会の構築をめざして」を基本テーマに研究助成を行います。社会科学、人文科学、自然科学の諸分野の若い研究者や、福祉の分野で実務に携わっている方々の研究計画の積極的なご応募をお待ちしております。

<助成の対象>

 次の「3つの課題に関する国際的調査研究」および「ユニベール財団の設立趣旨および目的の推進に寄与する研究」を助成の対象といたします。
1. 長寿社会における社会保障制度・政策、経済
 人生をいかに健やかで心豊かなものにするかは重要な課題です。高齢者の経済生活を社会保障によってどのようにまかなうべきか、あるいは、年金制度、医療保険、介護保険等、国あるいは市町村が行う長寿社会対策のあり方についての研究に助成いたします。

2. 高齢者の心・健康・生活
 健康な高齢期を過ごすには生涯を通しての健康づくりが大切ですが、人は誰でも寝たきりや認知症になるのではないかとの不安を強くもっています。医療・保健・福祉の充実を願い、当財団では高齢者の精神医学、生活支援ならびに隣接諸科学領域の臨床研究に関する実践研究に助成いたします。

3. 豊かな長寿社会の実現
 真に幸福で豊かな生活・人生とは何でしょうか。長寿社会はすべての世代が共有する社会です。当財団では、「人」「自然」「まち」を愛する人たちを中心に、誰もが「安心して生きられる社会」をつくり守っていく市民活動と、かつての大家族や地域の助け合いの機能に替わる長寿社会の新しいコミュニティづくり・国際協力を提唱してきました。この関連領域の研究に助成いたします。


「新しい世紀の社会づくり」をテーマとした市民活動助成

 高齢者を対象とした市民活動は、これからの社会を支えていくために不可欠な社会資源となっています。一方、高齢者自身の社会参加も活発になっています。
 ユニベール財団では、豊かで活力ある長寿社会の実現をめざして、一人ひとりが生き生きと充実した人生を送ることができる新しい世紀の社会づくりやコミュニティ再構築等の活動に助成を行います。
 21世紀は、また、「グローバル市民社会」と言われます。活動は国内に止まらず、世界に拡げて、助け合うことが大事ではないでしょうか。当プログラムでは、国際支援・交流等を行っている市民活動団体にも広く活動助成を行います。

<助成の対象>
 特に次の項目に該当する団体を助成対象とします。
  高齢者が活動する市民活動団体
  高齢者の医療・保健・福祉、まちづくり等、高齢者を対象とする市民活動を行う団体

いずれも、詳細はユニベール財団Webページをご覧ください。
http://www.univers.or.jp/univers.html



Posted by 事務局 at 12:14
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介護基盤人材確保助成金について書いています。
介護基盤人材確保助成金【介護基盤人材確保助成金】at 2007年06月20日 18:48