2008年06月21日

エイブル・アート・アワード

 エイブル・アート・ジャパンでは、障害のある人たちの芸術活動を支援するため、作家の発掘、作品発表機会の提供、サポーターの育成、著作権や所有権に関する整備、そして多様な表現が受容される社会の仕組み作りなどに、さまざまな角度からアプローチしています。
 そうした中1998年度から、人間の可能性に挑戦する芸術活動の原点ともいえる創作の現場に、資金的なバックアップと、展覧会の開催支援を行う「エイブル・アート・アワード」を実施しています。自由で豊かな創作活動を行っている(めざしている)皆さまからのご応募をお待ちしております。

A 制作支援の部
■支援の対象
 障害のある人たちの絵画や立体造形などの創作活動を行っているグループを対象とします。
 *障害のある人たちだけのグループである必要はありません。
■支援の対象にならない活動
 個人の活動は支援対象になりません。(複数の制作者が所属するグループが対象です)
■支援金の額
 総額50万円。1件あたり10万円の支援金を5グループにお支払いします。
■支援金の使途
 作品の制作に直接関わる費用(絵の具、筆、紙、イーゼル、粘土などの購入費用) 。ただし、アトリエ維持のための家賃、人件費は対象となりません。
■選考基準
 障害のある人たちの可能性を引き出す、新しい芸術活動に重点を置いた活動をしていること。
 ひとりひとりの個性を最大限に生かした作品作りを行っていること。

B 展覧会支援の部
■支援の対象
 障害のある人で、絵画や立体造形などの創作活動を行っている作家を対象とします。 個人、グループを問いません。
■支援の内容
 ●1個人または1グループの展覧会を開催します。
   会場:ガレリア・グラフィカbis(東京・銀座)
   会期:2008年12月(6日間)<予定>
 ●展覧会開催に関する以下の資金を負担します。
  *ギャラリーの借り上げ費用
  *展覧会の企画全般(作品の選定・額装・展示などのご提案)を行うコーディネーターの派遣費用
  *案内ハガキの作成費用、エイブル・アート・ジャパン関係者へのPR、マスコミへのPR
  *展覧会開催に関する人的支援(搬入・撤去作業、会期中のスタッフの配置)
 ●上記以外の費用は作家側に負担していただきます。
  *額装費用、作品の搬送費用、作家や関係者の交通費など
■選考基準
 独創的で豊かな表現力に満ちた作品を生み出す作家であること。
 展覧会が開ける作品数を所有していること。


◆締切
 2008年8月29日(金)必着

詳細はエイブル・アート・ジャパンのWebページをご覧下さい。応募用紙のダウンロードも可能です。



同じカテゴリー(助成金・公募情報)の記事
 福祉医療機構 社会福祉振興助成事業 (2011-02-16 18:38)
 カラーレーザプリンタ寄贈プログラム (2011-01-05 15:04)
 FAX電話・FAX複合機-寄贈 (2010-10-26 11:36)
 第6回関西元気な地域づくり発表会発表団体募集 (2010-10-26 11:33)
 一般財団法人セブン-イレブン記念財団「2011年度公募助成」 (2010-10-06 16:57)
 2011年度海のボランティア助成事業の募集 (2010-09-29 19:26)

Posted by 事務局 at 22:43 │助成金・公募情報